惹き付けるキャッチコピーのポイント13個を雑誌Tarzan(ターザン)から学ぶ

コピーライティング(日本デザイン)From:点と線(日本デザイン)
所要時間:7分

あなたはは海行きましたかー!?花火はー!?
もう最近は雨で花火大会も中止になったり、
海も雨降ってるから海には入らないとか、
自分の周りではそんな声をちらほらと聞いております。

でも海汚いから実際本気では入らない!!笑
もう8月に突入ですな。
ダイエットを春空けから頑張ってる人も今からなんて人もいると思うんだけどね。
ダイエットとかエクササイズとか季節要因ぽいけど、
目立ってるだけで、実は1年を通して男女は気にしていると思うんだよね。

秋なら、食欲の秋だ!芋類が上手い!!
冬なら、忘年会だ!クリスマスだ!!年越しだ!!!とか!

そして、なんかいつも本屋とかコンビニで目に留まる雑誌「Tarzan(ターザン)
あなたはこの雑誌知ってますか?
強烈なキャッチコピーなので、一度位は目にした事があるかも?

てなワケで!本日8月突入2日目の記事は
惹き付けるキャッチコピーを雑誌Tarzan(ターザン)から学ぶ
です!!

学びポイント1 『言い訳させない!30代の男性をメインダーゲット』

 

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▲20代後半〜30代男性をターゲットにしてまっせ!ってのが前面にでています。
でも実はこれ、女性にも向いてると思う。
ターゲットとしている年齢の旦那や彼氏が太ってきたとか、気をつけてね的な。
しかも、年齢は言い訳にならないって断言しているし、
30代超えたできあがった体をお持ちなサッカー選手を起用する事で、
男性なら「いいなー!」って欲で、
女性なら「こうはいかないけど、少しでも頑張ってほしい」的な欲とか。

学びポイント2 『1つの雑誌なのに、ユニセックス!』

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▲さっきの回は男性が主なメインになっていたけど、
この回は女性をメインにしていますね。
しかも、「この夏は、本気!」って小さなキャッチコピーの方は深層心理に訴えかける内容に。
誰しも最初はがんばろーって思っているもの。
お腹をへこます方法を10個くらいは思いついても33個もあると想像でいないから、
「自分の知っている方法以外に他になにかあるかも!」と数字で期待させて、
関心をひきつけている感じだと思います。

学びポイント3 『真剣さでアピール!ターゲットを絞っているけど実は大衆向け』

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▲こちらは部位別のトレーニングができてお得感があるんだけど、
実際ほとんどの人は「ココが気になる」「あそこが気になる」
と部位別がほとんどなので、
ターゲットを部位別としているけどほとんどの人がターゲットになっています。
イメージもコントラストを出し、シンプルにしている事で真剣なイメージも。

学びポイント4 『色使いや印象から興味関心をひく』

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▲まず、キレイなで健康的な女性に目を向かせて、興味をひかせ、
次に文字にいくような作りに。
しかも女性ターゲットもいるので、いやらしさを感じない様になっているのも特徴的。
いやさしさを感じさせないのは、カラー。
爽やかな印象を与える水色と、引き締め効果のある黒でかっこよさプラス!
そして、3キロ3週間という決して高くない壁で入りやすい入口に。
あとサブキャッチで使われている「緊急」これは以前書いたレスポンス広告の反応、効果をUPさせるマジックワードの一つ!
>>キャッチコピー作り方!タイトルにマジックキーワードを活用する!

学びポイント5 『対照的でユニークな表現方法を使って入口を広げる』

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▲身体を作りのトレーニングをしている人はきっと抱える疑問。
でも「素朴な」という言葉をプラスするだけで、
入り易さがかなりUP。
よくある疑問を吹き出しで演出したり、赤でPOPな印象にしている事で、
「読み易いよ!」「入り易いよ!」
というのを上手くアピールできていますね!
この回でもサブキャッチに「最新」というマジックワードが使用されています。

学びポイント6 『想定しているターゲットが興味をひく題材』

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▲これは「Tarzan」が想定しているターゲットが興味をもつ内容をだしています。
この雑誌で言えば身体を鍛えている人ならほとんどの人が飲んでいるのはサプリだし、
効果のあるものなのか、中身大丈夫なのか?
とか色々不安や疑問があり、しかも結構値段も高いってのも事実。
これから試したいなって人も興味でる題材。

学びポイント7 『目指しているターゲット層が好きそうな男女のできるスポーツ』

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▲ユニセックスならではですね。
イメージは男性を起用しつつ、記号や配色、フォントは可愛いらしく。
しかもここでのターゲットは「細マッチョ」になりたいとか、好意的な人。
そういうターゲット層な為、付随する男女共にしているゴルフにフォーカス。

学びポイント8 『かなり具体的な目標!深層心理型!』

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▲黒で引き締め、女性を起用してカッコイイ印象に。
腕に影を落とす事で筋肉質な引き締まった身体をより効果的に演出している。
そして、目の動きとしては「カッコいい女性」→「カラダの改造」→「10課題」
は見れるようにしています。
ここで興味のある人は「10課題」の下の言葉を読みます。
なので、ここで書いてある課題はより具体的な内容に。

学びポイント9 『マジックキーワード多用!そして大きめな数字を使用して興味をひく』

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▲まず、スペシャルだ!という事がそこまでガツガツでていない控えめだけど、「一度購入した人にはあれ?ちょっと違う?」的な印象を持たれるように表現されています。
まず、芸能人に目をいかせて、興味をひき、キャッチコピーに目がいくようになっています。
100?凄いな、どんな方法あるの?と興味を湧かせて、他の文字に目をいかせるようにして、
マジックキーワード(保存版とか特大号とか)を上記で紹介している刊よりもりもり入れて作ってますねー!

学びポイント10 『ターゲット層が興味のある題材だけど、実は大衆向けの題材』

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▲体を鍛えている人は興味がある題材。
なのですが、誰もが知りたいと思っている題材でもあります。
なので、表紙もいつもとは違って、キャッチコピーとイメージをターゲットがイメージしやすい内容に。
短いシンプルで分かり易い、そしてイメージしやすい。
そして、興味もったなーって人が「賢く食べてますか?」という訴えを見ると、
きっと多くの人が「うーん、どうだろう?」となり、アクションを起こさせるような作りになっていますね!

学びポイント11 『イメージとキャッチコピーで脳と視覚を制覇する』

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▲イメージとキャッチを合わせて一つに。
体を捻らせる事で、ウエストを細くみせ、文字で「逆三角形」という事で、視覚的にも脳的にも「おお!逆三だ!」とガチっと思ってしまうような作りになっています。
しかも、女性なら誰しもが考える「タルミ」。

学びポイント12 『言葉のもつイメージに対抗!』

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▲これは凄いなーって個人的に思いました。
女性の美しいヒップラインに目がいくようにして、でもキャッチコピーは「肩こり・腰痛」という接骨院的な内容。
そうこれは、「肩こり・腰痛」のもつ言葉のイメージに上手に対抗できていますよね!
ギャップをだせているし、しかもカラーも黒一色でイメージにもっていかれすぎないようにしている。

学びポイント13 『あえてマイナーな言葉を選択して、ハードルを一気にさげる』

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▲これはスポーツをしている人や興味がある人にターゲットを絞っています。
でもそれってやっぱほとんどの人が当てはまる!
そして「運動生理学」という聞き慣れない言葉を使用。
ほとんどの人が「なんぞ?」ってなるのを分かっているからこそ「入門」という単語をつけて、
一気に入口を広くしています。
色もグリーンなどを使用しているので、少し学術的な印象にして、
体について真面目に考えているよって言うのをアピールしているし、
「効率よく」という言葉を使用して、「時間浪費」っていうイメージをわかせている。

総括:

さて、「Tarzan(ターザン)」を題材にして考察してみましたが、
やはり、全てに共通していたのは

  • ターゲットを絞っているようだけど、実は大衆向け
  • 想定するターゲット層を絞る
  • その層が興味関心のある題材を取り入れる
  • キャッチコピーは短い
  • サブキャッチにはマジックキーワードや訴えをいれる
  • イメージとキャッチが合っている
  • ほとんどがお悩み解決型

表現方法や演出方法、そして言葉のイメージが想定ターゲット層と合ってない場合の払拭方法とか、
私も見ていて勉強になりました!

—点と線
日本デザイン

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