めっちゃササった!!「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」尾形真理子(おがたまりこ)さん

コピーライティング(日本デザイン)From:点と線(日本デザイン)
所要時間:4分

週末はどーやって過ごしましたかー?
私は江の島へ行ってきました!白洲丼は有名だと思うんだけど、白洲ピザとかあってうまー!!でした。
そして金欠。。。うぁぁぁ。
しかも私はFOREVER21大好きなので、もっぱら買い物へ。どんだけ安くても買い物し過ぎ、遊び過ぎだから金欠なんですね。
私自身がバランスミスっ!!
上のネタがわからない方はこっちを見てみてくださいませ。

そして週1で通っていたルミネ。私はルミネも大好きだ!
ルミネのキャッチコピーも写真もかなりツボです。
こんだけツボなら売ってるものもツボなはずって思って行ってみたのを覚えてます。
それまで「デパートはちょっとダs……」って思ってたから。

男性諸君にはわからないかもしれませんが……私にとって買い物は重要な私の一部だからね!

私がルミネに行くきっかけになった女性の心をグワシって掴んじゃうルミネの有名な広告。
大勢の女性に向けたキャッチコピーがなぜ、私にグシャリグシャリと刺さったのか!

もう凄いなぁって思います。
今でも食費削って買い物している時確かに「なんでだ」って思うもん。笑
言い回しとかfontとか色合いとかほんとにツボです。

でも一番のポイントは
【抽象的で言葉にすらできなかった、
買い物をしている時の根底にある自分の気持ちを言葉で見れたから】

——————————————————————————
「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

「悪い女ほど、清楚な服が、よく似合う。」

「今日は別人みたいなんて 失礼しちゃうわ 嬉しいわ」

「何を着ても かわいくない日も、たまにはあるけど。」

「脱皮したら、春。」

「前向くために 横道それたいこともあるのよ」

「恋が実るたび、もう何も欲しくないと思うけど。」

「カラダごと着替えたくなる時がある」

「別人にはなれないから 自分をかわいくすればいい。」

「一生懸命 外見を磨いたらとっておきの内面が見えてくる。」

「一目惚れして欲しい。会うたびに何度でも。」

「恋してないと、弱くなる。恋ばかりだと、脆くなる。」

「去年の服が似合わなかった。わたしが前進しちゃうからだ。」

「誰かのためは苦しかった。自分のためは淋しかった。それでもおしゃれしたいのはなんでだ。」
——————————————————————————

尾形さんのプロ論。にはターゲティングをほんとに細かくしている事が書かれています。

「そのブラウスでどんな自分になりたいのか。
そのブラウスを着て誰に会いたいのか。
会社での受けはどうか。
次のシーズンまで着たいかどうか。
自分のクローゼットの中との相性はどうか。
一着の購買を通じて、あらゆる自分と向き合っているはずです。
たかがブラウスじゃない。そんなふうにいろいろと想像してみる。

実際に、そんなことを意識的に考えながら試着室に入る人はいないかもしれないですけどね。
私だって、服を買うときは服のことしか見ていません(笑)、だけど、誰かを思いながら服を選ぶときの気持ちはわかるし、それってすごく、素敵なことだと思います。
女の子にとって買い物は単なる消費行動ではない。
もっと豊かなものだ。そんな彼女たちの物語を1行に集約して、「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」というコピーを書きました。」

転載先:プロ論。

「誰に向けたものなのか」この部分は本当に突き詰めていかなくてはいけないんだな。

関連外部リンク

おまけ

PS
じゃあ尾形真理子(おがたまりこ)さんのプロフィールを!
1978年生まれ。東京都出身。
2001年、博報堂入社。コピーライター/制作ディレクター。
LUMINE、資生堂、東京海上日動あんしん生命、Tiffany&Co.、キリンビール、日産自動車などの広告を手がける。
LUMINEの、女性の心に刺さるコピーに共感するファンも多い。
朝日広告賞グランプリ他受賞多数。
2010年には『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(KKベストセラーズ)で小説家デビュー。

転載先:プロ論。

—点と線
日本デザイン

コメントを残す